絵付け体験2011/05/03

先日、茨城県に住む知人Yさんの案内で、笠間市の陶芸祭に行って来ました。
会場となっている公園内にあった、らく焼き(正確には笠間焼?)の店で、20年ぶりに皿の絵付けも体験して来ました。20年前は経験不足からか、納得の行く絵が描けませんでしたが、先日描いた時は、心身共に即興に強くなった自分を自覚し、是非また描いてみたいと思いました。この20年間、個展会場で何枚も額裏に絵を描かされ続けたのが、良いトレーニングになっていたのかもしれません。
白い絵皿を前にしたら、それまで物見遊山気分だったのが、ムラムラと絵描きモードに気持ちがチェンジして、我ながら少し驚きました。地震以降、自発的に絵らしい絵を描いていなかったせいかもしれません。しかし周りの客は家族連れで楽しんでいるのに、一人職業っぽい絵を描くというのも、何だかきまりの悪い物です。
焼き上がってからひと月半後に宅急便で送られて来るシステムで、もう少し早く現物を手にしないと、これが送られて来た頃には、皿も気持ちも熱が冷めていそうです。

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