沈黙の劇場2017/11/06

 11月7日から19日まで、ギャラリーMALLEにて「沈黙の劇場」というタイトルのグループ展が開催されます。急遽お誘いを受けた展示のため、タイトル以外どのような内容かも解らないまま、参加を決めてしまった展示です。人形作家や写真家、キャンドルアーチスト等の手によって、いったいどんな空間になるのか全く想像がつきませんが、僕は5点出品しております。内容は演劇に因んだ作品で、立体作品2点は劇団民藝のポスターに使用されたものです。そして平面作品の3点は以前、挿絵として描いたモノクロの作品ですが、ちょっとダークな世界が気に入っております。
 先日まで参加していた、別のギャラリーでの展示のタイトルも「劇場」でした。そちらでは僕はシェークスピアの肖像を中心に出品していましたが、シンボリックな演劇的空間は自分の描く世界と合っている気がしています。ただし実際の演劇を見るのは、年齢と共に最近は結構体力のいる行為になって来ています。

ギャラリーMalle連続展示2017/10/30

 恵比寿のギャラリーマアルにて、連続して2つの展示に参加します。一つは毎年参加している日本酒ラベル展。今年のテーマは「にっぽんの福」で、私は弥生時代の豊年満作の絵を1点出品しています。
 7日(火)からは「沈黙の劇場」というタイトルによる6人展が開催され、こちらには立体、平面合わせて4〜5点の出品予定ですが、詳細は近々改めてこのブログにてご案内致します。

二つのグループ展示2017/10/03

今月もいくつかのグループ展示に参加します。

ピースカード展「LOVE & PEACE」(作品右)
北青山、ギャラリーハウスmaya.2
10月9日(月)ー14日(土)
「ピースカード展」は宝塚大学イラストレーション領域講師でもある、イラストレーターの城芽ハヤト氏が約30年前に絵描き仲間に声をかけ、今日まで毎年開催されて来た展示イベントです。平和のための絵を描いて誰でも参加出来る展示として、毎年にぎわいを見せています。過去には和田誠氏や山口はるみ氏等、日本の代表的なイラストレーター達、そして宝塚大学の学生達も多数参加して来ました。今年のテーマは「LOVE & PEACE」ということで、僕はジョン・レノンを描きましたが、奇しくも展示初日はジョン・レノンの誕生日でした。
http://www.gallery-h-maya.com/schedule/19230/

宝塚大学講師混同展+箱舟派「劇場」(作品左)
10月19日(木)ー11月4日(土)
京橋、ギャラリーオルテール
注:木、金、土曜のみの開催です。3日休廊
「講師混同展」は作家志望の学生及び卒業生の応援企画として、昨年初めて早稲田のギャラリードラードの協力のもと開催されました。今年は前期、後期と2回行われ、第3回となる今回は、京橋のギャラリーオルテールにて開催されます。前回に引き続き、宝塚大学にて隔週、社会人向けに開講されている、建石修志氏主催による混合技法講座「箱舟派」との合同展となります。イラストレーション領域講師6名、学生卒業生5名、箱舟派7名の出品となります。
https://or-terre.jimdo.com/%E3%83%8B%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B9/

海からの使者2017/08/27

今年で23回目となる、池袋東武デパートでの個展が開催されます。
「海からの使者」というサブタイトルですが、今まで東武では天使系の絵の展示が多かったので、今回は人魚等、海に因んだ作品を並べてみる予定です。DMの絵はその橋渡し的な作品です。
ちなみに展示会場も、今年の始めに会場全体がリニューアルされ、今回はいつもの美術画廊ではなく、アートギャラリーでの開催となります。会場が改装された事により、スペースがいくらかコンパクトになったため、準備する作品も例年より10点程減ることになりました。そのせいか、毎年この時期の悲壮な追い詰められ感が無く、嘘のように穏やかな気持ちで個展の準備をしています。もっともそう言っていられるのも今のうちで、後2週間もすれば、いつものように焦りまくっている事でしょう。
ちなみにアートギャラリーの入り口に掲げられているロゴ(看板?)は私がデザインしました。

美と退廃の人口楽園2017/08/20

「デカダン……美と退廃の人口楽園」とは仰々しいタイトルですが、同名の展示会に参加いたします。
会場は今年の3月にグループ展に参加した、銀座人形館内の「サロン・ド・アンジュ」です。考えてみると私の作品には全くデカダンの要素に乏しいように思われます。美と退廃に耽溺するといった背徳的かつ文学的日々とは、無縁の暮らしを送っているせいかもしれません。果たして今の日本で、いったいどれだけの人が美と退廃の優雅な生活を送れているのでしょう。少なくとも自分の身の回りには見当たりません。仮にそういう生活を送ってみろと言われても、何をしたら良いのか想像も出来ず、うろたえるばかりでしょう。そんなわびしい現実からしばし離れ、9月1日からの人口の楽園展をお楽しみ下さい。

安藤雅司作画監督講演会2017/08/10

 5月に行われた片渕須直監督の講演に引き続き、先日宝塚大学新宿キャンパスに於いて、ジブリ作品や「君の名は。」等、数々の大ヒット作品に関わられて来た、安藤雅司作画監督の講演会が開催されました。片渕監督も安藤監督も本学の特任教授である、月岡貞男先生のかつての教え子というご縁から、講演が実現しました。会場は高校生、一般社会人、本学学生と、ぎっしり席が埋まり、大変充実した内容のお話をお聞きする事が出来ました。…が、大学に於ける私の役得として、講演が始まる前の小一時間ほどお弁当を食べながら、月岡先生も交えご挨拶を兼ねて、いろいろとアニメーション制作に関するお話しをうかがえた事が、何よりの収穫でした。お話の中で作画監督だけでなく、映画全体の監督はなさらないのですか?という私の質問に対し、作画監督という仕事が好きだし、自分には合っている、と答えられていたのが印象的でした。キャラクターに命を吹き込む天賦の才と、職人気質を兼ね備えた方と納得致しました。

ギャラリーオーパ展2017/07/19

 やはり恐れていた結果となりました。バタバタな日々を送っていて正式な告知が間に合いませんでしたが、本日無事ギャラリーオーパに於けるグループ展「あこがれの作家達」が終了致しました。
(本来ならば「スタートしました」と告知したいところですが…)
 何かの折にお会いすれば話をするのですが、普段はあまりご一緒する機会の少ない、絵本系の作家さん達との楽しい展示会でした。今回の企画をたてて下さった山口マオさんに感謝!
 このあとは9月28日より、いよいよビッグイベント、池袋東武での個展が待っています。毎年の様にすったもんだをして開催をしているので、今年こそはスマートに初日を迎えたいものです。ギャラリーもリニューアルされて、いくらかコンパクトなスペースになり、点数的に少し楽になったのが、救いでしょうか。

音楽2017/06/28

「音楽」という名の展示会が恵比寿のギャラリーMALLEにて開催中です。
いつもお知らせが後手後手になってしまうので、先に告知しておきますが、7月は14日より、OPAギャラリーでの4人展に出品する予定です。これにてグループ展の嵐は一段落しますが、例によって作品がDM用の1点を除いて、全然出来ておりません。秋になると池袋東武での個展という大物が控えています。

夢から醒めた夢2017/06/10

 もう今まで何回公演を観てきた事でしょう。赤川次郎さんと組んで作った絵物語「夢から醒めた夢」が劇団四季によってミュージカル化されたのが、今から約30年前。東京公演の度に呼んでいただき、毎回観劇してまいりました。今回は四季では無く、変則的に浅利慶太さんの個人事務所の制作です。かつてこの物語の文庫版の表紙用に描いた絵を、今度の講演のチラシで使いたいという事で、初日にご招待頂きました。
 案内していただいた席の隣には、なんと赤川次郎さんが既に着席されていて、開幕前に赤川さんから、今回の公演に関する様々な情報をいろいろとレクチャーしていただき、大変贅沢な鑑賞となりました。
 内容的には四季版と大きな変化はありませんが、赤川さんのお話しによると、今回主役のピコを演じているのは、福岡のRev.from DVLという、解散したアイドルグループのメンバーだった四宮なぎささんという女の子で、今日が初主演の舞台なのだそうです。
 そんな情報をいろいろ事前に聞かせていただいたものですから、観ていてストーリーよりも、すっかり主演の女の子の気持ちに感情移入してしまい、ハラハラドキドキ演者の緊張感がこちらにも伝わって来て、カーテンコールでの感極まった表情を観た時は、こちらも胸がいっぱいになり、ああ、劇にはこういう楽しみ方もあるのだなあと、新たな発見をした今回の公演でした。

ブックカバー展2017/06/07

 宝塚大学のイラストレーション領域主催で、ブックカバー展が開催されました。新作と呼べるものを僕は出品していなかったので、このブログでご案内するのを忘れてしまっておりました。
 第2回講師混同展としての開催ですが、今回は講師、卒業生の他、建石修志氏主催の混合技法講座のメンバーにも参加して頂いたので、質的に大変見応えのある作品展となりました。
 お陰さまで僕の作った2種,16点のブックカバーは全て完売致しました。意外と評判が良かったので、今後イラストレーション領域のサイトで、新作を限定通信販売する予定ですが、いつ頃になるかは不明で、決まり次第ブログでまたご案内致します。