11月はグループ展ラッシュ2022/11/11

11月はグループ展ラッシュで、4箇所の展示に参加しています。
依頼を受けたときは依頼者の期待に応えたいという思いもあって、「まあ、出来るかな」程度の気楽な気持ちで参加をOKしてしまうのですが、よくよく考えると展示参加とは絵を描いて飾るだけでは無く、制作、梱包、搬入(発送)、タイトル及び価格設定、画廊在中、撤収、と作業量も多く結構な労働となります。いつも会期が近づくと、安直に引き受けてしまった事を後悔する羽目に陥っています。歳も歳ですので周囲に迷惑を掛けるといけませんので、来年からは熟慮して参加することを心がけたいと思っています。
日程は以下のとおりです。尚12月は別のグループ展示が3件控えていますので、いずれご案内致します。
ギャラリーロイユ(神戸)11月5日〜22日
現代童画展(東京都美術館)11月10日〜16日
WAVE2022(3331Arts Chiyoda)11月12日〜27日
銀座人形館(銀座)11月18日〜26日

アートコレクター10月号2022/10/18

アートコレクター誌の10月号に私のインタビュー記事が掲載されています。インタビューは銀座のギャラリー枝香庵のテラスで行われました。担当の編集者さんは大変熱心な若い記者の方で、インタビューは2時間以上にも及びました。そのせいか紙面は作品より、文章のボリュームの方が大きくなっていました。
インタビューというものを、数年に一度受けることがあるのですが、送られて来た校正を読むと微妙にニュアンスが違っていたり、この言い方は誤解されそうだな、などとくよくよ迷ったりして、毎回修正に苦労させられます。まあ、他人が見たらどうでも良いようなことを、チマチマ修正する訳ですが、文章を増やしすぎたり、減らし過ぎたりしてはまずいので、字数合わせもあって結構面倒な作業内容のです。そこで今回は多少気になっても修正無しで行こう、と思っていたのですが、1箇所手直ししたら他も修正したくなり、結局はいつものように赤文字だらけの校正を編集者に戻すことになってしまいました。その分、正直な内容にはなっていると思います。

第5回講師混同展2022/10/18

宝塚大学イラストレーション分野の展示会「講師混同展」が、早稲田のギャラリードラードにて開催されます。早いもので、もう5回目となりました。
今回のテーマは「グリムの世界」です。数多あるグリム童話の中から、学生に好きな物語を選んでもらい、書籍の表紙と挿絵という形で制作をしてもらいました。
尚、今回は新任の西岡悠妃先生と、特別講師の人形作家、清水真理先生も参加されます。また卒業生にも数人声をかけたところ、嬉しいことに参加したいという返信が即答で帰って来ました。皆、発表の場に飢えていたのかもしれません。ちなみにギャラリーオーナーの小原聖史さんも出品される予定で、何の物語を描かれるのか楽しみです。

今年4回目の個展2022/08/21

今年に入って4回目の個展を行います。
場所はSPACE YUIで、こちらで個展を行うのも、随分と久しぶりになります。
今回は最近制作する事に凝っている、塩化ビニール等の樹脂板を使った、ドライポイントの版画作品を中心に展示をする予定です。これは普通の銅版による版画と違って、手間も少なく安価に制作することが出来ます。銅版画は版を作るまでのプロセスが非常に多く、結果を見るまでに時間がかかってしまいますが、樹脂板版画は版が柔らかいため、ニードルで削ってインクを詰めて刷れば、直ぐに結果を見ることが出来るので、私の様な根気のない人間にはもってこいの技法です。ただ版が傷つき易いため、枚数を沢山は刷れないのと、銅版画と比べると線が不鮮明、などの欠点も有ります。それでも思い立った時にはすぐ作れると云うのが、私にとっては大きな魅力となっています。
9月5日(月)〜17日(土)*最終日17時終了、日曜定休

東武個展20222022/07/01

 いつも報告が遅くなってしまうので、忘れないうちに告知しておきます。
タイトルを「星を巡る舟」とした理由は、当初7月7日の七夕開催の予定だったので、星に因んだタイトルを選んだからです。スタートが当初より1週間ずれたとはいえ、6月28日まで京都で個展を開催してこともあって、相変わらずのバタバタ準備の最中です。大学の学務との両立が年々しんどくなって来ました。まあ、僕の様な計画性のない人間は、他に仕事があろうとなかろうと、直前まで怠けて、ジタバタ、バタバタしているんだろうなとは思います。せめてバタバタを悟られぬ様、会場では何事もなかった様な、澄まし顔でいたいとは思いますが、疲れがにじみ出てヨレヨレ状態かもしれません。
 今年はこれで3回目の個展となります。せっかくの個展のお誘いを、お断りするより引き受けたほうが気が楽なため、ついつい予定に入れてしまうのですが、年齢を考えれば、確実に己の寿命を縮めている気がします。‥‥と言いつつ、実は9月にもう1件個展があるのです。今はそちらの件はなるべく考えない様にいたします。

2回目の京都展2022/05/12

昨年に引き続き、京都のアスタルテ書房において、個展が開催されます。
オーナーのご希望により、赤頭巾にまつわる作品約20点で展示する予定ですが、今年は約1ヶ月間に渡る長期開催なので、途中、一部作品の入れ替えも考えております。また去年は会場に行かれなかったので、今年は頑張って顔を出すつもりでおります。マンションの1室、靴を脱いで上がる会場と伺っておりますので、僕は穴の開いた靴下を履いて行かない様、注意したいと思います。
6月3日(金)〜29日(水)
14:00〜19:00
木曜は定休日ですので、ご注意ください。

GWに2箇所のグループ展示2022/04/25

ゴールデンウィークに早稲田のドラードギャラリーと、恵比寿のギャラリーMalleでのグループ展示に参加する事になりました。
ドラードは「天使展」。こちらはドラード所縁の作家達による、天使の絵が集まります。
Malleは第12回東日本大震災被災地支援・チャリティー展覧会「日々是好日」で、こちらも天使の作品(ドライポイント)を僕は出品しています。
どちらかと言えばドラードは画廊等で作品を発表する絵画系、Malleは印刷メディア向けに絵を描いている、イラスト系の作家さんが中心の展示となっています。ちなみに僕はそのどちらにも、蝙蝠の様にバタバタと行き来しております。ついでがありましたらお立ち寄り下さい。

銀座界隈グループ展示2箇所2022/03/23

いつもの事ながら、手遅れな告知を致します。ついでがありましたら、お立ち寄り下さい。
銀座人形館はまもなく終了ですが、もう1箇所のあらかわ画廊はこれからの展示です。ただどちらも旧作での出品で、新作がなかなか描けない自分を恥じております。私の場合、旧作がぐるぐる銀座界隈の画廊を回転しているだけな気がしています。

天使展と祭りの後2022/03/20

 去る3月11日、無事に個展「天使篇」を終了する事が出来ました。不安定な状況の中、お越し下さった皆様に深く感謝しております。
 今回の個展は、コロナの影響で空いてしまった画廊空間を埋めるべく、たまたま相談を受けた自分が引き受ける事になり、急遽開催となった展示会でした。
 ギャラリー枝香庵の3部屋とも使用するとなると相当数の作品が必要です。当初予定していた50点程度から、予備で用意した作品10点も含め、最終的に60点の展示となりました。こんなに沢山の作品を展示したのは、4室を使用した2007年の高崎シティギャラリー以来です。また急な話とは言え、展示を行うからには何らかのテーマが必要であると思いました。今回天使に関する展示にしたのは、手持ちの作品(在庫?)の多さからでありました。過去に制作した天使系の版画と立体作品なら、何とか3室を満たせると思いタイトルを「北見隆版画・立体作品展『天使篇』」と命名致しました。決してコロナ下の今の世情を憂いてという殊勝な気持ちからでは有りませんでした。ただ展示直前にウクライナの侵攻が始まったり、これも恥ずかしながら最終日になるまで気が付かなかったのですが、展示最終日が震災追悼の3月11日でもありました。午後2時46分に時計台からの鎮魂の鐘の音が、窓の隙間から会場に響き渡るのを体験し、この時期に天使展を開催出来て良かったと思いました。必然のような偶然に感謝しております。
 天使の絵は10年ほど前まで、それこそうんざりする程描いていた時期がありました。何とかそのワンパターンを打破したいとあがき続け、やっと最近抜け出せた気がしていたところです。人には天からの使命がやっと終わった、などと言っていたのですが、今回の展示で、もう暫く描き続けよと言われた気がいたしました。あるいは年齢的に自分があっちの世界に、呼ばれているだけなのかもしれません。
 なお展示が終了した現在、戻ってきた大勢の天使達に部屋の半分を占領されております。

急遽個展開催2022/02/19

昨年末に版画のグループ展に参加したばかりのギャリー枝香庵(えこうあん)で、急遽個展を開催することになりました。
天使をもチーフにした旧作中心の展示で、版画と立体作品のみの構成です。
旧作展という事で新作を作る必要が無く、大学も春休みで時間が取れそうだと安直に引き受けてしまったのですが、いざ準備を初めてみると、これが想像以上に大変な作業である事が自覚されました。
先ずその点数ですが、3室を使用するので、全部で5〜60点は必要です。古い立体作品を引っ張り出して点検してみると、補修が必要であったり、版画は額が足りなかったり、更に手を加えてみたいという欲が出てきたりと、その手間は普通に展示を開催するのと、ほとんど違いがありませんでした。
しかし内容的には、過去30年間の作品の総集編でもあり、大きな作品も多いので、結構見応えのある展示に成ろうかと予感されます。まあ、中には何でこんな作品を作ったんだろう、という作品も数点混じっていますが‥。

「天使篇」北見隆 版画・立体作品展
2月28日(月)〜3月11日(金)・水曜定休
11:30〜19:00(日曜・最終日は17:00終了)
ギャリー枝香庵
中央区銀座3-3−12/8F
TEL:03-3567-8110