恩師2011/05/05

5月某日、大学時代にお世話になった、及部先生から電話でお誘いいただき、先生の教え子でもある、榎本了壱さんの展示にご一緒しました。
榎本さんとは、その昔司会をされていたNTVの「美の世界」でお世話になって以来で、約20数年ぶりにご挨拶をしました。展示は自作の句をグラフィカルに掛け軸に仕立てた斬新な作品展で、デザインに留まらず、幅広い活動をされている榎本さんらしく、各界で活躍されている人達が最終日の会場にいらしていました。元天井桟敷の森崎偏陸さんもそのお一人で、久方ぶりにご挨拶をしたのですが、後日、丁寧なお手紙とご著書をお送りいただき、恐縮いたしました。
展示会場に行く前に、喫茶店で暫し及部先生から美術教育に関するレクチャーを受け、先生が現在教えている授業内容等のお話を聞かせていただきました。この歳で再び先生の学生に戻れるというのは、何とも幸せな事です。
店を出る時、先生に「今度の震災以降、ビジュアル表現は変わるんじゃないでしょうか」とお聞きしたところ、「変わるね」と、一言つぶやかれていました。
*画像は榎本さんからいただいた句集「川を渡る」かいぶつ書店刊

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