マッチの日2021/09/22

勤務先の宝塚大学イラストレーション分野で毎年制作している、学生の作品集が出来上がりました。今年のテーマは「マッチ売りの少女」です。本来ならば去年に発行されているはずだったのですが、コロナの影響で延期となっていたものです。(まあ、それもあるのですが、さぼっていた面もあります)
巻末には「マッチ売り」に因んで、マッチのラベルを特集して紹介しています。むしろこちらの方が、編集の大変さに於いてはメインだったかもしれません。
8月の暑い日にマッチラベルの大コレクターである加藤豊さんを、2回に渡り取材致しました。加藤さんは大変熱心に協力して下さいました。マッチには販売用と広告用の2種類があり、加藤さんのコレクションは明治時期の販売用(商標マッチ)が中心です。一方広告マッチの方は本学講師の松吉太郎さんのお爺さまが船員時代にスクラップしていた、各地のカフェーのマッチラベルを中心に紹介しています。こちらは1930年代のコレクションです。
そして本が刷り上がり、大学に到着したのが9月16日で、何とこの日は偶然にも「マッチの日」でありました。

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