沈黙の劇場2017/11/06

 11月7日から19日まで、ギャラリーMALLEにて「沈黙の劇場」というタイトルのグループ展が開催されます。急遽お誘いを受けた展示のため、タイトル以外どのような内容かも解らないまま、参加を決めてしまった展示です。人形作家や写真家、キャンドルアーチスト等の手によって、いったいどんな空間になるのか全く想像がつきませんが、僕は5点出品しております。内容は演劇に因んだ作品で、立体作品2点は劇団民藝のポスターに使用されたものです。そして平面作品の3点は以前、挿絵として描いたモノクロの作品ですが、ちょっとダークな世界が気に入っております。
 先日まで参加していた、別のギャラリーでの展示のタイトルも「劇場」でした。そちらでは僕はシェークスピアの肖像を中心に出品していましたが、シンボリックな演劇的空間は自分の描く世界と合っている気がしています。ただし実際の演劇を見るのは、年齢と共に最近は結構体力のいる行為になって来ています。