2018年最初の展示2018/01/09

2018年最初の展示はスペースユイでの2人展から始まります。
お相手は2人展としては今回初めてご一緒する、谷口広樹さんです。谷口さんはデザイナーとして、イラストレーターとして、また美術家としても素晴らしい作品を数多く制作されて来た方で、現在は東京工芸大学の教授も務められています。今回ユイの提案で2人展が実現しました。タイトルは「一陽来福」正月らしく明るくポジティブな展示になる予定です。
今回、僕が作品モチーフとして選んだのは「絵馬」。もし絵馬が16、7世紀にポルトガル経由で欧州に渡り、文化として定着していたら…、という設定で何点か制作しました。絵にある「VOTIVA」という言葉はラテン語で「奉納」を意味します。図柄は子供の健康祈願をイメージして描きました。
期間は1月11日(木)〜20日(土)日曜休廊
AM11:00〜PM19:00最終日17:00終了です。

理事選挙立会人2018/01/29

 先週、所属している東京イラストレーターズソサエティという団体の、理事選挙の立会人を、同業のウエノ★アモーレ★ヒロスケ氏といっしょに行って来ました。思いがけず会員内の抽選で当たって、引き受ける事になったのですが、これが想像していたのとは大違いの作業でした。
 立会人だというから、開票作業を見守っていれば良いだけかと思いきや、無効票の確認、2重封筒の開封、そして記名された名前の読み上げまで、得票数のカウント以外全ての作業が含まれていました。作業は事務局の2人と我々の、計4人で行ったのですが、封をハサミで切る作業は自分が一番遅く、事務的能力の低さに恥ずかしい思いを致しました。記名された大勢のお名前を全て読み上げたのですが、これは滞る事無く、普段大学で行っている出席取りが役に立った気がしています。
 書かれた名前の中には、絵も顔も存じ上げない方が結構多く、下の名前の読み方が判らなかったりと、世代交代を実感させられました。手書きで書かれた一人一人の文字から、会員の皆さんの熱い期待のようなものが伝わって来て、これは毎回ちゃんと投票しなくてはいけない!と、反省しきりの2時間でした。貴重な体験をさせて頂きました。