オープンキャンパス2011/09/14

年に何回か開かれている、イラストレーションコースのオープンキャンパス。ここ最近は短時間で完成出来るミニ課題を、模擬授業と称して説明会の後で行っています。この課題を毎回考えるのが案外難しく、いかに高校生達にイラストレーションの面白さを伝えるかに、僕と講師の安田隆浩先生は腐心しています。OCに毎回のように来てくれる学生もいるので、同じ課題は出せません。僕が考えるとどうしても手描きのアナログ課題になってしまう為、一計を案じ、今回はパソコンの授業をご担当されている高田美苗先生と、ティーチングアシスタントに古屋亜見子さんのお二人にご協力をいただき、macを使った単純なキャラクターデザインの授業をお願いしました。高田さんが用意された課題は、様々な形態を組み合わせてキャラクターを作る、言わば「今様福笑い」(目隠しはしませんが)。教育ソフトとして、発売出来そうな出来ばえです。お願いした甲斐あって、非常に高校生達の興味を引いた様です。
最近は父兄同伴で来られる学生も多く、ご父兄の方にも授業を一緒に受けていただいているのですが、今回の授業ではむしろ、ご父兄の方が熱心に受講されていたそうです。時代はやはりデジタルなのでしょうか。尚、次のOCは9月18日の造形展会場にて、行われる予定です。

教室を出よ、街に描け2011/09/14

かつては暗いイメージで有名だった、新宿大ガード下。新宿警察からの依頼により、ここに宝塚大学イラストレーションコース、HAL東京、東京モード学園の3校で分担して、20枚の絵を描く事になりました。目的は落書き防止のボランティアですが、学生達はむしろ「震災後の今こそ街を元気に」といった意識で描いていた様です。普段は教室で課題をこなす日々ですが、この時ばかりは自分の絵を街の人に見てもらえるチャンスと、課題では見られない集中力とスピードで、絵を仕上げていました。色数も限られた慣れない水性ペンキでの描画でしたが、指導して下さった吉田光彦先生のお力もあって、見応えの在る絵が並びました。ちなみに向かって左(西)から10枚がイラストレーションコースの学生作品です。
この除幕式が9月初めに行われましたが、これがこちらの想像をはるかに越える大騒動で、新宿区長を初め、新宿警察およびJR東日本関係者、地元振興会長、よしもと芸人、新聞・テレビ局各社、それに3校の学生達でごった返しました。大きなニュースが無かったせいもあってか、同日、翌日のテレビや新聞でも多数取り上げられました。新宿という立地を活かし、今後ともイラストレーションコースでは「教室を出よ、街に描け」を実践して行きたいと思っています。でも今回、実際の作業は教室でしましたけど…。