2月の展示2012/02/06

今月は2箇所で作品を展示致します。
●「青い鳥号の冒険」(画像上)
  2月11日(土)~3月4日(日)AM11-PM6(月曜休廊)
  art gallery デボラ 大分市南津留3-1 tel:090-558-3137 
●「宇野亜喜良の自由の女神にイタズラ描きvol.2」(画像下)
  2月23日(木)~3月3日(土)
  AM.11:00-PM7:00、日曜休廊、最終日5時終了 
  スペースYUI(南青山)tel:03-3479-5889
大分のギャラリーデボラでの個展は、今年でなんと17回目!池袋東武での個展も去年17回目を迎えました。どちらも長いおつきあいです。当初赤ちゃん連れだったお客さんが、高校生を連れて見に来て下さるのですから、僕が心身共に衰えを実感するのも仕方が無い事です。
一方スペースユイでのグループ展は、宇野亜喜良さん制作のシルクスクリーン版画の上に、24人の作家が加筆するというコラボレーション展です。失敗が効かない一発勝負なだけに、誰がどのように加筆するのか興味深くもあり、自分が描くのは気が重くもある企画展です。僕よりずっと年上の宇野さんは、未だ心身共に衰え知らずで、トップを走り続けています。

講演会2012/02/14

りょうもう7号に乗って、桐生大学のお招きで、短期大学部アートデザイン学科の卒制展会場にて、講演会を行って来ました。僕に声をかけて下さったのは、アートデザイン学科の石黒康弘教授で、彼は大学時代からの古い友人でもあります。
1時間の予定で、階段教室で100人の学生と卒業生、及びその父兄に向けて…と、お話を頂いた当初、上がり症の僕はその内容に怖じけ付きました。そこで考えたあげく、「イラストレーターという仕事」と題し、デビューのきっかけから、これまでの仕事、制作手順、そして若い表現者へ向けてのメッセージと、比較的自分が話し易い内容に絞り、更に間が空くといけないので、資料画像も多めに用意して挑みました。
大学の先生方のご協力の元、15分程時間をオーバーして、思ったよりも無事に講演は修了致しました。なお講演で一番受けたのは、隠し球として用意した、石黒先生の学生時代の写真を最後に公開した時でした。
講演後に案内していただいた卒制展示では、完成度の高い作品が多く目に付きました。短大の卒業生というと、普通大学の2年生。担当された先生方のご尽力もあるのでしょうが、意識の高い学生は、2年間の就学でも、充分見応えのある作品を創る事が出来る、という事を実感させられました。